＊ ページ31
──────────
向井康二
涙を零した彼にハッとして抱き締める。
強く腕を回してまるい後頭部ごと腕の中に包む。
「ごめんっ…！俺最低だ…
別れたいなんて思ってないよ
康二のこと大好きだもん…」
「っ、嘘つかんでええってば……」
「嘘じゃないッ！！」
言葉が強く出てしまい、彼の肩がビクリと震えて安心させるように回してる腕に力を込める。
「ごめん……でも俺本当に康二のこと大好きだよ…
だから自分なんかって言わないで……」
「ん……っ…おれもすきぃ…別れたない…」
目黒蓮
迷子のように黒目をさ迷わせる彼。
「ごめんなさいっ…お、俺が聞き分け悪いからだよね…」
低く不安そうな震える声で告げる彼を腕の中で抱き締めます。
「違う…蓮は悪くない、俺が酷いこと言ったから…
別れたくないッ……本当にごめんなさい…」
ごめん、と何度も繰り返す彼氏さんの頬を両手で包んでキスを送ります。
「……、は…何回も言わないで…
もう分かったよ…俺もごめんなさい」
ふふ、と頑張って笑みを浮かべる彼にもう一度優しくキスをした。
ラウール
「ごめんらううぅ！！別れるなんて嘘だからァ！
俺ラウ以外眼中にねぇよぉ……！！」
「ばかぁ……！Aくんのばかばかばかぁ！
僕だってAくん以外に恋なんてしないもんっ……！」
2人で抱きしめ合ってえぐえぐと泣いてます。
別れるなんて言われて本気で焦った彼、彼氏さんを抱きしめる腕には力が篭ってます。
「もう絶対離さないもんっ、Aくん何処にも行かせない…！」って小さい子みたいにずっとひっつき虫。
──────────
リクエストありがとうございました🫶🏻️❤
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 354人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あん - 初コメです！読ませていただいたんですけどめちゃくちゃ面白いです！特に「別れる」って言うやつです！で、リクエストなんですけど(急)甘えられたいです出来たら書いて欲しいです！出来なくても全然大丈夫です！ (4月18日 1時) (
レス) id: 6a0341d158 (このIDを非表示/違反報告)
もめん(プロフ) - 澪さん» リクエストありがとうございます！書かせていただきますね！ (3月24日 22時) (レス) id: cc3cf5fb4d (このIDを非表示/違反報告)
澪 - ↓お時間ある時で大丈夫ですのでこれからも頑張ってください…！ (3月20日 22時) (レス) id: 238e091ffb (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 初コメ失礼します！作者様の書くメンバーのみんなが私の好みどストライクで何度も読み返させていただいています！リクエストお願いしても大丈夫でしょうか？仕事が忙しくて彼氏くんに会えず、寂しくなってしまいお酒を飲んでいたメンバーを甘やかすお話が読みたいです！ (3月20日 22時) (レス) id: 238e091ffb (このIDを非表示/違反報告)
もめん(プロフ) - 素敵なリクエストありがとうございます！どちらも好みで選べないので2つとも書かせて頂きますね！！🙏🏻 (3月16日 5時) (レス) id: cc3cf5fb4d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なもん x他1人 | 作成日時：2023年2月10日 22時
