カキツバタの花言葉1 (ページ19)

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少しさみしくなっちゃった… ページ19

桃side

麗『うぇぇぇぇん！』

大『うら〜？苦しくなっちゃうから、えんえんお終いにしよ？』

麗『うわぁぁぁぁん！いやだぁぁぁぁ！かえるぅぅぅ！』

康『うら〜そんな泣かんとってや〜
康ちゃん悲しいわ〜』

夜中の病棟に響く可愛い泣き声。
その正体は、今日のお昼寝の前まではニコニコさんだった麗来。
寂しくなっちゃったみたい。

涼『ごめん〜おまたせ。どういう状況？』

大『恋しくなっちゃったみたいです。』

涼『あー、そっか。今日来てたんだっけ？』

康『はい、お昼寝の時に帰っちゃったみたいなんですけど、起きた時からグズグズしてて。』

涼『で、ついに決壊したと。笑』

大『はい、笑』

麗『ままぁぁぁ〜』

涼『ほら、うら。先生来たからえんえんおしまい。ね？』

麗『ﾋｸﾞｯ…ｸﾞｽｯ…ままぁ…』

涼『そうだね、ママがいいね。
でも、うらがおうち帰っちゃったら、先生寂しいなぁ…
今日病院で1人でお泊まり嫌だなぁ…』

麗『ﾋｸｯﾋｸｯ…』

涼『うん、偉い。1人で泣きやめたね。

じゃあ、康ちゃんもさっくんもお仕事しなきゃいけないから、2人でお散歩行こうか？』

麗『うんっ…ﾋｸｯ』

はぁ…良かった。
今日中に終わらせなきゃいけない仕事いっぱいあったから、困ってたんだ。