カキツバタの花言葉1 (ページ21)

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赤side

病棟に戻って、ナースステーション前を通った時に佐久間達に話しかけられた。

大『あ、舘様。どうだった？』

涼『何とか、寝てくれたわ笑』

康『あ、ほんまや。可愛ええ顔して寝とるわ…』

涼『そっちは？仕事どう？』

大『何とか、やらなきゃいけないことは出来たよ。
舘様のおかげだよ。ありがとう。』

涼『いやいや、いつも大変な事引き受けてくれてありがとう。
じゃあ、寝かせてくるね。』

この話の間もずっと寝てた麗来。
病室に行って寝かせても起きること無くそのまま朝を迎えた。

回診のために、麗来の部屋に行くと昨日の泣き顔とは全然違うにっこにこの笑顔を見せてくれた。

麗『うらね、ママとあった！ママギューしてくれたの！(*´罒`*)』

涼『そっか、良かったね。』

あと何回、抱っこできるかな…
いずれ、反抗期が来て、思春期が来て…仕事に就いて、結婚して…
俺らのことも忘れちゃうんだよね…
なんか、いい事なんだけど、寂しいよね…

Fin