カキツバタの花言葉1 (ページ24)

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ステーションに着くと、翔太は呼吸状態を見てか電話をかけ始めた。

大『はい、到着。じゃあ、ここのふかふかのソファー座ろっか。』

麗「ﾋｸｯﾋｸｯ…ﾊｱｯ…ﾝｯﾝｯ…」

大『どうしたのぉ？なんで泣いてるかさっくんに教えてくれない？』

麗「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ…ﾋｸｯ…ﾊｱｯ…ﾊｱｯ…ｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯﾝｯ…ﾊｱｯ」

大『おぉ、大丈夫だよ〜？うら、聞こえる？』

麗「ﾊｱｯ…さっ…くん…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ﾊｱｯ」

大『大丈夫大丈夫。今ふっか来るからね。』

辰『ごめん、おまたせ。
うら、どんな感じ？』

大『10分前くらいに廊下で泣いてるところ見つけて、ナースステーションに来たあとから発作出てきた。』

辰『了解。
うら〜？ふっか来たからね〜

ちょっと処置室開けて〜』

翔『了解。
佐久間、俺処置室開けてくるからうらの傍についてて。』

大『わかった。ありがとう。』

辰『うら〜？ちょっともしもしするよ〜

ちょっとヒューヒューして、身体さんしんどいね。
違うお部屋でモクモクさんしようね。佐久間お願いしてもいい？』

大『了解。
うら〜？モクモクさんやりに行こうね。』

大『よし、到着。

あ、しょっぴー待っててくれたね。』

麗「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ﾊｱｯ…ﾋｭｰ…ｹﾞﾎｯ」

翔『辛いねぇ…モクモクさん頑張ろ。』

大『マスク押さえるね。お手手ぶらーんってしてて大丈夫だよ〜』

翔『ゆっくりすーはー。ね？』

麗「うらこれいやぁ〜！ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」

大『モクモクさんしたら、苦しいの楽になるから。一緒に頑張ろ？無理？』

麗「しょっぴーも…さっくんも…ﾋｸｯ…ずっといる？」

翔『うん、終わるまで一緒に居るから。一緒に頑張ろ？』

麗「んっ…」