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俺の嫁は人見知り。 ページ8

これはまだ俺とAちゃんが結婚する前の話。

メンバーにはAちゃんの事を話してたけど会わせてはなかった。
まぁ情報は言えどわざわざメンバーに彼女を必要もないのに会わせることは早々ないから…でも
__

向「そんでその時Aちゃんがな?」
深「そんな惚気るならもう会わせてよAちゃんにw会ったことないどころか顔も知らないのにその他の情報だけめっちゃ詳しくなるんだけど」
向「え〜でもAちゃん怖がるかも」
阿「そんなに人見知り重症なのw?」
向「慣れてない人と話す場合何か別人格になりきらな話せんらしい」


筋金入りの人見知りなAちゃん。
極力、他人と話すのを避けて生活してるし素の自分で会話するのはほぼなく、ネットの中のテンションの性格を演じて人と接する徹底ぶり。


佐「でもこんだけ話聞くと会いたくなるんだけどw」
舘「でもAちゃんが怖がるかもしれないならさすがに悪いし…」
向「ん〜一応確認だけ…」


俺的にもメンバーとAちゃんが仲良くなってくれたら嬉しい。だからちょっと提案だけしてみる事にした。


向「Aちゃん?」
『ん?』
向「ちょっと会ってほしい人がおるんやけど…今度の休み空いてる?」
『会ってほしい…外面でも良い人?』
向「出来たら素のAちゃんがいいなぁ…俺の後ろにおってええから!お願い!」
『…うん、ええよ』
向「ホンマ!?ありがとう!!」


急いでメンバーに報告して来れる人だけでもと誘った。
全員が来れるとは思わんかった…Aちゃん大丈夫やろか…推しに会うってオプションまであるのに。



約束当日。お店に着くなり俺の後ろに張り付いてるAちゃんと一緒に個室に入る。


向「お待たせ〜」
佐「お疲れ〜!…あり?Aちゃんは?」
向「ここw」
『…え…あ…え?』
岩「急に大人数ですみませんw」
深「俺らずっと康二から話聞いてて1回でいいから会いたくてw」
『…おっきぃ』
ラ「第一声それなんだw」
阿「康二達とりあえず座ってw」
向「Aちゃん奥行き?」
『う、うん…』


人見知りとオタクが合わさってカチカチになったAちゃんの肩を押しながら席に座らせる。

その後もメンバーからの質問に頑張って答えたりネット人格に逃げんように頑張ってくれたAちゃん。



『しばらくお家出ない』
向「部屋からは出てや〜w」
『すのさん供給過多で身体中が痛い』
向「変な力入ってんな」


一気に会いすぎて1週間引きこもってしもた。

俺の嫁は小食。→←俺の嫁は小さい。



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作成日時:2023年10月12日 23時

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